東京で竹宮惠子先生の『「地球へ…」東京展』を見た後、観劇の為、中央線で新宿へ。
神田〜市ヶ谷は、出版に関する会社がひしめいていおりますね。かくいう私も水道橋の某アニメーター専修学校の卒業生です。
東京ドームが見えてくると…懐かしい、というよりも「本当に漫画家になれるんだろうか?」と自分を信じる事も出来ず、しかし捨てきれない夢に縋りついていた…。
市ヶ谷には以前お世話になっていた出版社があって(現在は移転…ちなみにそれ以前は靖国神社の裏手にありました。)原稿を届けに、あるいは打ち合わせの為に坂道を登りながら「自分に出来る事、描けるものって一体なんなんだろうか?」と、描き上げるのに精一杯な自分の不甲斐なさに苦しんでいた…。
そんな、寄る辺無く彷徨うような…日々を思い出しました。
さして変わらぬ風景を眺めていると、心は容易く10年も前に戻って行きます。
「大丈夫だ、時計の針は止まらなかった。」
そう自分に言い聞かせながら車窓の向こう側を見据えました。
もうあと10年しても…きっと中央線に乗る度に私は、そう心の中で呟くんだろうと思いました。
「結局、一生自分とガチンコ勝負だな(^_^;)」
そう思って、つり革を握る手の、その瞬間の感触をたしかめた私でした。
- 2008/05/10(土) 01:33:00|
- 未分類
-
-